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「ペット動物流通販売実態調査」から見えてくるもの(1)

わんこの流通について少し古いのですが環境省が行った「ペット動物流通販売実態調査」(平成15年3月)によると、わんこの流通は次のようになっています(図参照)。

1)生産者 ⇒ 卸売またはせり(一部は海外) ⇒ 小売店(ペットショップ) ⇒ ペット飼育者

2)生産者 ⇒ 小売店 ⇒ ペット飼育者

3)生産者 ⇒ ペット飼育者

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ペット飼育者の手に渡るまで大きく分けると生産者から中間業者を経由する場合と生産者から直接、飼育者に行く場合の二通りあります。

流通経路に乗った頭数を見てみると数字が合わないことが分かります。

生産された97,800頭のうち生産者から出荷されたのは88,870頭ですから、8,930頭が生産者の元に残されています。一部は繁殖用に生産者の手元に残されているのでしょうが、この調査によると病死のようです。

僕の実家では雌犬を飼っていましたが、生まれて直ぐに死んだ子犬はいませんでした。我が家はブリーダーではありませんから、繁殖に関しては素人です。それでも毎回5匹程度の子犬は無事に産まれて里子に出されて行きました。

繁殖を専門にしている生産者で1割が死んでしまうことには何らかの原因がありそうです。

同じように計算すると、卸売で440頭、小売では何と11,830頭(約22%)が売れ残っている計算になります。卸売や小売業者が繁殖用に残すことは考えられないので、これらのペットは病気等で亡くなったか、何らかの手段で処分されたことになります。

ここではペット産業の是非を問うつもりはなく、相当数が病気等で亡くなっている可能性を指摘したいと思います。

インターネットで子犬関連の情報を見ると生産者や卸売業者は、売れ残った子犬を「たとえタダでも引き取りたくない」と思っているそうです。それは、劣悪な環境で繁殖された子犬もいるし、また病気予防の対応がブリーダーによって異なるため、一度そのような子犬と接触した子犬は感染症の可能性があるので持ち帰れないそうです。

そう考えるとペットショップで11,830頭が飼育者レベルにまで達しない理由も想像が付きます。ペットショップ経由でペットを購入するには、かなり注意しないと健康なペットを飼えないと言えるかもしれません。

わんちゃんの健康に不安がある方は、おしっこで簡単に健康診断できる「ピーチェック」をお勧めします。

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